アリモドキゾウムシ対策シンポジウムに出席して参りました!

昨日、浜松市可美公園総合センターの2階ホールにて開催をされた、アリモドキゾウムシ対策シンポジウムに出席して参りました。

昨日のシンポジウムは、静岡県経済産業部 農業局 食と農の振興課の主催で開催され、鹿児島県におけるアリモドキゾウムシ等に対する防除の紹介、静岡県浜松市におけるアリモドキゾウムシ緊急防除の経過報告、防除対策の専門家によるパネルディスカッションの3点に関して、担当講師より説明及び紹介が御座いました。

皆様は、アリモドキゾウムシをご存じでしょうか。

アリモドキゾウムシは、サツマイモ等に甚大な被害を及ぼす、国の重要病害虫として指定されている害虫であり、令和4年10月に、私の地元、静岡県浜松市中央区の篠原地区(篠原町、坪井町、馬郡町)において、アリモドキゾウムシの発生が確認をされて以降、令和5年3月からは、植物防除法に基づく緊急防除を開始し、現在は、蔓延防止、そして、根絶に向けた対策が行われております。

地温が高くなる砂地で栽培されるという事で、7月から8月頃にかけて出荷される、篠原地区の特産物でもあるサツマイモですが、アリモドキゾウムシの発生を機に、サツマイモの作付けが禁止されてしまい、玉葱の裏作として、サツマイモを栽培されてきた農家の皆様の中には、農家の暖簾を畳まれてしまわれている方も非常に多くいらっしゃいます。

篠原地区と言えば、特産品の玉葱、そして、サツマイモの生産で非常に有名な地であり、私の息子達が小学生の頃には、小学校の授業の中で、地元の農家の方の畑を訪問させて頂き、サツマイモの植え付け体験と収穫体験を体験を行っているほど、地域全体で、地元の特産物の栽培を盛り立てていこうという取り組みを実施してきた事でも有名です。

篠原地区と言えば、農業の町であります!

当該問題により苦しい想いをされている、地元の農業関係者の皆様の笑顔を取り戻すために、そして、篠原産のサツマイモを一日でも早く復活させるために、そしてなにより、農業を通じて、地元篠原をもっともっと活気づけていくために、今後も、静岡県、浜松市と連携を図りながら、問題の解決に向けた取り組みを継続して行って参ります。

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